アリサンルリシジミ♂ (台湾) Celastrina oreas arisana
場所:梨山、台湾 (Lishan, Taiwan)
本個体は台湾梨山で1971年に採集したものである。当時は規制はなかったが、現在は採集禁止になっている。
種分布:北東インド、南・東中国、台湾
記録:1971/7/15場所:梨山、台湾 (Lishan, Taiwan)
本個体は台湾梨山で1971年に採集したものである。当時は規制はなかったが、現在は採集禁止になっている。
♂♀異斑。♀の前翅表面の暗色縁取りは太くなる。
表示亜種 arisana ♂ (台湾)
亜種arisanaの分布:台湾
2,000m以上の高山地に生息し、林縁を飛翔したり、木の葉に静止していたりする。
ルリシジミ属の種類にしては、飛翔は力強い。飛翔中は濃ルリ色が目につく。生息範囲は限られ、個体数は多くない。
斑紋構成は一般的なルリシジミ型。♂の翅表の地色は濃ルリ色で、前翅は外縁に暗色の縁取りがある。これ以外は無紋。後翅表面の外縁にも暗色縁取りがあるが、各室で山型になる。これ以外は無紋。
♂の翅裏の地色は白色で、後翅基部側は淡青色を帯びる。翅裏の翅脈、特に後翅の翅脈は褐色味を帯びる。
ホリシャルリシジミ(C. lavendularis)と最も類似するが、一般にアリサンルリシジミの方が大型で♂の翅表の地色は濃色。また、 ホリシャルリシジミの翅裏の翅脈は褐色味を帯びない。
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