ルリマダラ♂ (ラオス) Euploea sylvester harrisii
Double-Banded Blue Crow (Laos)
種分布:インド、シッキム、南中国、台湾、八重山諸島、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン、ニューギニア、オーストラリア北部
記録:2016/1/23
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)
Double-Banded Blue Crow (Laos)
種分布:インド、シッキム、南中国、台湾、八重山諸島、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン、ニューギニア、オーストラリア北部
記録:2016/1/23
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)
♂♀類似斑。♂は前翅表面第1b室に、横に平行に並ぶ2本の灰黒褐色性斑がある。
表示亜種 harrisii ♂ (ラオス)
亜種harrisiiの分布:中央ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島
他亜種1 swinhoei 分布:台湾→♂
他亜種2 tyrianthina 分布:ボルネオ→♂
低地から1,000m程度の低山地の蝶で、里山や樹林地付近の開けた空間や林縁地でよく見られる。林道や近辺の草地を緩やかに飛翔したり、吸蜜する姿が見られる一方、♂は渓流沿いで吸水に集まったり、動物性ベイトに誘引される個体もある。
タイ、ラオスでは、本亜種の個体数は多い方ではない。ツマムラサキマダラの数が多いので、確認しながら採集していないと見逃す。
翅表の斑紋は、暗藍色の地色と前後翅共に外縁に淡青白斑を現わすが、地理的変異が大きい。
翅裏では、♂♀共に前翅裏面中室端に1個、第2、3室の基部に各1個、計3個の白紋が3角形状に配列する。また外縁に小白斑が配列し、前縁中央にも小白斑が2個現れる。後翅裏面では外縁と中央部に小白斑が円弧状に配列する。
本亜種の♂の前翅表面の地色は暗紫色で、外縁の小白斑列と、内側の白斑列が2列で現れる。後翅表面の地色は茶褐色味を帯び、後縁に明瞭な2列の白点列を現わす。
♂の翅裏の地色は褐色で、白点列は前後翅共に明瞭に現われるが、後翅中央の小白斑列はやや不明瞭になる。
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