アサギマダラ♂ (ラオス) Parantica sita sita
Chestnut Tiger (Laos)
種分布:ヒマラヤ、チベット、南中国、台湾、日本、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、パラワン
記録:2019/2/27
場所:ラクサオ、ラオス (Lak Sao, Laos)
Chestnut Tiger (Laos)
種分布:ヒマラヤ、チベット、南中国、台湾、日本、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、パラワン
記録:2019/2/27
場所:ラクサオ、ラオス (Lak Sao, Laos)
♂♀類似班。♂は後翅裏面の肛角部に黒い斑紋がある。日本にも分布するアサギマダラであるが、台湾以外の東南アジア産は別亜種である。
表示亜種 sita ♂ (ラオス)
亜種sitaの分布:ヒマラヤ、チベット、南西中国、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム
他亜種 niphonica 分布:日本、台湾→♂、韓国、東南中国
他亜種 niphonica 分布:日本、台湾→♂、韓国、東南中国
低山地から1,200m程度の中山地に棲息地が多いが、ラオスでは2,000m程度の高地にも棲息する。主に樹林地で見られ、林道や渓流沿いを飛翔したり、吸水に集まったりする。動物性ベイトに誘引される。
飛翔は緩やかで、カバシタアゲハ (Chilasa agestor)などの擬態モデルになっている。
高地では、陽が射す前の気温が低い時間帯から日射しのある時間帯まで見られ、活動時間は長い。また、垂直分布も広く、生活範囲は広い。一般に個体数は多い。
前翅表面の地色は黒色で、基部から中央にかけて大きな淡水色班が配置し、その外側に同色の斑紋が多数並ぶ。後翅表面の地色はチョコレート色で、基部から中央にかけて淡水色班が占める。
翅裏の斑紋構成は殆ど翅表と同様であるが、後翅外縁に淡水色班が配列する。
タイワンアサギマダラ(P. swinhoei)と類似する。区別点はタイワンアサギマダラの項を参照。
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