アエロペヒメワモン♀ (ラオス) Faunis aerope montana
種分布:南中国、ラオス、ベトナム
記録:2019/5/24
場所:プーサムスン、ラオス (Phou Samsoum, Laos)
種分布:南中国、ラオス、ベトナム
記録:2019/5/24
場所:プーサムスン、ラオス (Phou Samsoum, Laos)
♂♀類似斑。ヒメワモン属の種類にしては目立って大形の種である。特に♀は大形になる。
表示亜種 montana ♀ (ラオス プーサムスン)
亜種montanaの分布:ラオス プーサムスン→♂
2,000m程度の高地に棲息し、自然林の林縁や林道などの空間を飛翔する。樹林からあまり離れることはない。吸水する個体や動物性ベイトに誘引される個体はほとんど見られない。
♀も♂と同所的に棲息し、同じような生態を見せる。♀の飛翔中もパッパッと白いフラッシュが点滅するように見える。♀は♂よりやや白っぽく見えるが、飛翔が速いので追いかけるのに忙しくて飛翔中に区別できるところまで行っていない。
棲息範囲はごく局地的である。棲息地では個体数は少なくない。
♀の翅表は、♂と同様に前後翅共に外縁に太い黒褐色帯があり内側に広い灰白色部があるが、♂より黒褐色帯はやや細く灰白色部の色調はより白色味が強い。また、前翅の黒褐色帯の境界は♂より明瞭である。
♀の翅裏の地色は茶褐色で、♂より色調は明るい。翅裏の斑紋構成は♂と殆ど同じである。
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