ヤエヤマイチモンジ♂ (台湾) Athyma selenophora laela
Staff Sergeant (Taiwan)
種分布:インド、ミャンマー、南東中国、台湾、八重山、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島

記録:2017/5/25
場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)

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ヤエヤマイチモンジ♂ 表面 (台湾)

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ヤエヤマイチモンジ♂ 裏面 (台湾)


♂♀異型・異斑。♀は大型で、ミスジ型。

表示亜種 laela ♂ (台湾)
亜種laelaの分布:台湾→♀
他亜種 latifascia 分布:タイ、ラオス→♂→♀

台湾では、低地から1,000m程度の低山地に生息し、標高が高くなると数は少なくなる。埔里近郊の渓谷では数多く見られ、山道でミネラルを吸収していたり、地表付近を飛翔していたりする。
タイワンイチモンジと同所的に混生し、同じような生態を示す。個体数は本種の方が多い。
3月から発生が見られ、以降連続的に発生している。

台湾亜種の♂翅表の地色は黒褐色で、中央白帯が上下に1本はしる一文字型で、前翅中室斑は現れない。前後翅を通じ外縁と亜外縁に不鮮明な灰白色斑がそれぞれ配列する。
♂の翅裏の斑紋は翅表と類似するが、地色は淡茶褐色。前翅裏面中室には暗灰白条が現われ、先端で矩形状斑2個が分離するが個体により不明瞭になる。その先の中室端には灰白斑が現れる。また、前翅裏面の第1b室基部に暗色斑があり、前後翅を通じ中央白帯の外側に黒褐色~茶褐色斑が配列する。