ルリモンジャノメ♀ (台湾) Elymnias hypermnestra hainana
Common Palmfly (Taiwan)
場所：埔里、台湾 (Puli, Taiwan)
ルリモンジャノメ♀ 表面 (台湾)
ルリモンジャノメ♀ 裏面 (台湾)
Common Palmfly (Taiwan)
種分布：インド、南中国、台湾、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島
記録：2018/6/10場所：埔里、台湾 (Puli, Taiwan)
ルリモンジャノメ♀ 表面 (台湾)
ルリモンジャノメ♀ 裏面 (台湾)
♂♀異斑。本亜種は♀も青色型。
他亜種2 baliensis 分布：バリ→♀
台湾亜種も低地から低山地に生息地が多く、場所により1,100m程度の中山地に生息する。♀も♂と同所的に生息し、樹林地で見られる。林縁や近辺の草地を飛翔していたりする。
♀の飛翔も緩やかで、飛翔中は白斑が垣間見える。♀は翅表に白斑があることから、ルリマダラ(Euploea sylvester)やホリシャルリマダラ(Euploea tulliolus)に擬態しているものと思われる。♀の個体数は少なくないが、♂より見かける機会は少ない。
♀の前翅表面の地色は濃紺黒色で、中央第1b、2室は暗銅色味を帯びる。前翅前縁中央から肛角亜外縁にかけて淡青白斑が各室に配置する。後翅表面の地色は黒褐色で、外中央は円弧状に暗銅色味を帯びる。また、亜外縁の第1b～5室に白斑が配置する。
♀の翅裏の地色は茶褐色。斑紋構成は♂と同様であるが、外中央から亜外縁にかけて微細な灰白色斑が現われる。前翅前縁翅頂側の三角形状斑も微細な灰白色斑を含む。
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