タイワンビロードセセリ♂ (台湾) Hasora taminatus vairacana
White-Banded Awl (Taiwan)
場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)
White-Banded Awl (Taiwan)
種分布:北東インド、南中国、台湾、八重山諸島、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン
記録:2019/7/9場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)
♂♀異斑。中型~大型種。日本の八重山諸島にも棲息する種類であるが、台湾の個体とは同亜種とされる。
♂の翅表の地色は黒褐色。前後翅共に無紋であるが、前翅中央は黒色味が強くなる。前翅基部と後翅中央から基部にかけて、褐色の毛束が密生する。
♂の翅裏の地色は黒褐色で、前翅はほぼ無紋。後翅裏面の中央部には、灰白色の線条が縦に配置し肛角部に至る。通常灰白色線条は、上部程不鮮明になる。
オキナワビロードセセリ(H. chromus)に類似する。本種タイワンビロードセセリは、オキナワビロードセセリに比べ、一般にやや小形である。翅形は丸味が強く前翅の尖りは弱く、後翅肛角部はオキナワビロードセセリのように強く突出しない。♀では前翅第2室の黄白紋は台形または楕円形であるが、オキナワビロードセセリでは三日月形になる。
オキナワビロードセセリ(H. chromus)に類似する。本種タイワンビロードセセリは、オキナワビロードセセリに比べ、一般にやや小形である。翅形は丸味が強く前翅の尖りは弱く、後翅肛角部はオキナワビロードセセリのように強く突出しない。♀では前翅第2室の黄白紋は台形または楕円形であるが、オキナワビロードセセリでは三日月形になる。
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