ルリオビフタオチョウ♂ (ラオス) Polyura schreiber assamuensis
Blue Nawab (Laos)
種分布:インド、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島、フィリッピン、パラワン
記録:2016/3/20
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)
Blue Nawab (Laos)
種分布:インド、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島、フィリッピン、パラワン
記録:2016/3/20
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)
♂♀同形、類似斑。♀は大形になり尾状突起は一般に長い。
表示亜種 assamuensis ♂ (ラオス)
低地から500m程度の低山地を中心に生息するが、所により1,100m程度の中山地で生息を確認している。主に樹林地で見られ、林縁を飛翔したり、獣糞にきていたりする。渓流沿いでは見られず、吸水個体も確認していない。林縁脇などに散布した動物性ベイトに誘引される。
飛翔は速く、力強い。飛翔中は黒っぽく見え、種名は判別しにくいことが多い。チャイロフタオと混生することが多いが、個体数は本種の方がかなり少ない。動物性ベイトに来ているときも、単発で見られることが殆どである。
生息地は限定的で、一般に個体数は多くない。
翅表の地色は黒褐色。前後翅を通じ中央に白帯が縦に配置し、白帯の外側に白青斑が付随する。また、白帯の内側の地色は、紺色味が薄く加わる。前翅前縁近くに白斑が2か所に現われる。後翅表面外縁には橙線条が縁取り、亜外縁の各室に白点が配置する。第2、4脈の延長に尾状突起が現われ、白青燐が散布する。
翅裏の地色は灰白白色で、前後翅を通じ中央に白帯が縦に配置し、中央白帯の内側には茶褐色帯が並列する。また、中央白帯外側の各室に山型の線条斑が現われ、第1室の線条斑には黒斑が付随する。後翅外縁には橙線条が縁取り、橙線条の内側には淡青線条が接する。
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