オスルリフタオシジミ♀ (ラオス) Hypolycaena erylus himavantus
Common Tit (Laos)
種分布：北東インド、ネパール、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン、ニューギニア
記録：2017/5/20
場所：ビエンチャン、ラオス (Vientiane, Laos)
オスルリフタオシジミ♀ 表面 (ラオス)
オスルリフタオシジミ♀ 裏面 (ラオス)
Common Tit (Laos)
種分布：北東インド、ネパール、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン、ニューギニア
記録：2017/5/20
場所：ビエンチャン、ラオス (Vientiane, Laos)
オスルリフタオシジミ♀ 表面 (ラオス)
オスルリフタオシジミ♀ 裏面 (ラオス)
♂♀異斑。♂の翅表の地色は暗紺色。
表示亜種 himavantus ♀ (ラオス)
亜種himavantusの分布：北東インド、ネパール、南中国、ミャンマー、タイ、ラオス→♂、ベトナム
他亜種 gamatius 分布：スラウェシ→♂
低地から500m程度の低山地に生息地が多く、中山地ではほぼ見られなくなる。
♀も♂と同所的に生息するが、吸汁や吸水に現われる♀は殆ど見られない。♀は草上に静止していたり、吸蜜にきたりする。♀の飛翔は♂より緩やかで、飛翔中は褐色味が強く一見別種のように見える。
♀の個体数は♂よりかなり少なく、林縁など♂が少ない環境で偶然見かける程度である。
♀の翅表の地色は茶褐色。前翅は無紋で、後翅外縁の第1～4室に灰白線で囲まれた茶褐色斑が配列する。このうち、第1、2室の茶褐色斑は大きく、第2室ではほとんど黒色になる。また、後翅外中央第1～4室に灰白色斑が配置する。
♀の翅裏の地色は灰白色で、♂より淡褐色味を帯びる。斑紋構成は♂と殆ど同じであるが、地色との対照で線条や後翅の橙色斑は目立たなくなる。
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