マラッカベニホシイナズマ♀ (マレー半島) Euthalia malaccana malaccana
Malay Red Baron (Malay Peninsula)
種分布:北インド、ミャンマー、タイ、ラオス、マレー半島、大スンダ列島、パラワン
記録:2015/1/20
場所:キャメロンハイランド、マレー半島、マレーシア (Cameron Highlands, Malay Peninsula, Malaysia)
Malay Red Baron (Malay Peninsula)
種分布:北インド、ミャンマー、タイ、ラオス、マレー半島、大スンダ列島、パラワン
記録:2015/1/20
場所:キャメロンハイランド、マレー半島、マレーシア (Cameron Highlands, Malay Peninsula, Malaysia)
♂♀異斑。♀は前翅中央の白斑が大きく目立つが、♂では小白斑列である。
表示亜種 malaccana ♂ (マレー半島)
亜種malaccanaの分布:マレー半島
低地から標高500m前後の低山地で棲息を確認している。主に原生林で見られ、林縁の葉の付近を飛翔していたり、地表に静止していたりする。渓流沿いの個体や吸水個体は確認していない。
飛翔は速くなく、滑空するように飛翔することが多い。ベニホシイナズマと同じような環境で見られるが、生態も類似するので現地で区別することは難しい。
棲息地は限定的で、個体数は一般に少ない。マレー半島ではやや多く見られるが、まとまって見られる種類ではない。
♀の翅表の地色は黒褐色。赤紋と小白点が配置するが、前翅中央の白斑列は♂よりはるかに大きい。斑紋は表裏共にベニホシイナズマと類似する。前翅表面亜翅頂部に向かう第3~6室の小白点は、①ベニホシイナズマでは曲線状に並ぶが、本種マラッカベニホシイナズマでは翅頂部に向かって直線上に並ぶ。②後翅肛角部は本種の方がより尖る。この2点で区別できる。詳細はベニホシイナズマの項を参照。
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