アカスジコムラサキ♂ (北・中タイ) Herona marathus marathus
Yellow Pasha (Thailand)
種分布:北インド、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、ランカウイ、北マレー半島
記録:2014/10/3
場所:ムアンガイ、タイ (Mueang Ngai, Thailand)
Yellow Pasha (Thailand)
種分布:北インド、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、ランカウイ、北マレー半島
記録:2014/10/3
場所:ムアンガイ、タイ (Mueang Ngai, Thailand)
♂♀類似斑。原名亜種では♂♀の斑紋が殆ど同様であるが、他亜種の♀では斑紋が白色味を帯びる。
表示亜種 marathus ♂ (北・中タイ)
亜種marathusの分布:北インド、北ミャンマー、北・中タイ、北・中ラオス、北・中ベトナム
北タイでは低地から700m程度の低山地で棲息を確認している。村落近辺の2次林や山地の樹林地で見られ、葉上や地面に静止する。渓流水で吸水する個体や、動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。
陽当たりがよい林縁を緩やかに飛翔する。地表付近を滑空するように飛翔することが多い。飛翔中は橙色が目立ち、日本のコムラサキを思わせる。
棲息地はやや限定される。稀な種類ではないが、多い種類ではない。
翅表の地色は黒褐色で、翅表を横断する橙線条帯が配置する。前翅表面では、橙線条帯が前縁から翅頂部、中室端、中室付近を横断して外縁に向かって3本配置し、基部から第1b室にも橙線条帯が現れる。後翅表面では内中央と外中央に直線状橙線条帯が配置し、肛角外縁付近に細橙線条が加わる。
翅裏の地色は淡橙褐色で、前翅前縁側では褐色味が強い。翅表と同様な線条帯が不鮮明に現われ、色調は白色味を帯びてぼやけた状態になる。特に後翅の斑紋はぼやけて不鮮明になる。


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