タイワンシロチョウ♂ (北スラウェシ) Appias lyncida gellia
Chocolate Albatross (Sulawesi)
種分布:南中国、台湾、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン
記録:2018/9/12種分布:南中国、台湾、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン
場所:パル、スラウェシ、インドネシア (Palu, Sulawesi, Indonesia)
♂♀異斑。♀は著しく黒化する。
北スラウェシ亜種は低地の樹林地で生息を確認している。♂は他亜種と同様に吸水に集まる。
パルでは、パルエンシスメスシロキチョウやアエギストガリシロチョウと同所的に生息し、同じような場所で吸水する。パルでは個体数は少なくないが、タイ、ラオスの亜種daradaより少ない印象がある。
北スラウェシ亜種♂の翅表地色は、他亜種と同様に白色。翅表の前縁や外縁の黒縁は発達が弱くなり、全体に白っぽく見える。
♂の翅裏の地色も白色で、わずかに後翅裏面が黄色味を帯びる。ただ殆ど白色に見えるので、他亜種に見る後翅裏面の黄色斑から受ける印象と大きく異なる。♂の翅裏前縁や外縁の黒縁は翅表と殆ど同様で、他亜種より出現がかなり弱い。このように、本亜種はインドシナやボルネオの亜種と区別は容易である。
コメント