キボシアゲハ♀ (台湾) Chilasa epycides melanoleucus
Lesser Mime (Taiwan)
種分布:ネパール、北東インド、中国南部、ミャンマー、タイ、ラオス北部、台湾

記録:2018/4/5
場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)

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キボシアゲハ♀ 表面 (台湾)

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キボシアゲハ♀ 裏面 (台湾)


♂♀類似斑。色彩斑紋は殆ど同様。♀はやや大型で翅形は幅広く、♂にある後翅内縁の折り返しがない。

表示亜種 melanoleucus ♀ (台湾)
亜種melanoleucusの分布:台湾

低地から低山地に生息地が多く、主に樹林地で見られる。吸水個体や動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。
飛翔は緩やかで、飛翔中は黒色に灰白線条が見え、ヒメコモンアサギマダラ等に擬態していることを想起させる。所によりカバシタアゲハと混生するが、本種は樹木近辺で見かけることが多く、カバシタアゲハのように樹冠で飛翔したり渓流沿いで見かけることは少ない。個体数は本種の方が少ない。年1回の発生で4〜5月に発生する。
台湾では、北部から中部にわたる低山地から山地に分布する。埔里近辺では標高1,000m前後の低山地で見られた。自然林内で吸蜜や葉上でテリを張っている個体を見かけ、樹木近辺を離れないことが多かった。3月末~4月上旬が発生時期。

翅表の地色は黒色で、前翅中室に灰白線条が配置し、その外側に灰白色条が横に並ぶ。また亜翅頂部から外縁にかけて灰白色斑が円弧状に並ぶ。後翅の斑紋構成は前翅と類似し、中室に灰白線条が配置し、その外側に灰白色条が横に並ぶが灰白色条は細く短い。後翅外中央には円い灰白斑が配列し、外縁に灰白点が配列する。また、後翅肛角には黄斑があり、種名の由来になっている。
前翅裏面の地色は灰黒色であるが、中室から外側は灰色味が強い。後翅裏面の地色は淡臙脂色で、アサギマダラ類を連想させる。翅裏の斑紋構成は、翅表と殆ど同様である。