エグリミスジ♂ (ボルネオ) Neptis leucoporos cresina
Burmese Sailor (Borneo)
種分布:ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島、大スンダ列島

記録:2017/9/4
場所:コタキナバル、ボルネオ、マレーシア (Kota Kinabalu, Borneo, Malaysia)

200620Eb11SW
エグリミスジ♂ 表面 (ボルネオ)

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エグリミスジ♂ 裏面 (ボルネオ)


♂♀類似斑。♀の翅型は丸味を帯び、横長になる。

表示亜種 cresina ♂ (ボルネオ)
亜種cresinaの分布:南ミャンマー、タイ半島部、南ベトナム、ランカウイ、マレー半島、ボルネオ→♀、スマトラ、ジャワ

低地から600m程度の低山地に生息地が多く、主に樹林地で見られる。樹林地内の草本など低い位置で静止していたり、林縁で飛翔したりする。渓流地では殆ど見られず、吸水に来る場面も観察していない。動物性ベイトに誘引されない。
飛翔は速くなく滑空型である。ネッタイオオミスジ (Athyma nefte) などシロミスジ属の種と混生することが多い。シロミスジ属の種は見上げる枝の先端でテリを張ることが多いが、本種は低い位置が活動範囲という印象がある。

斑紋構成は一般的なミスジ型である。翅表は真黒な地色と淡青白色の斑紋構成で、斑紋色彩が明瞭な対照をみせる。前翅中室の淡青白線条は先端の3角斑と分離する。
翅裏の地色は淡褐色。後翅裏面の中央白条は、第6室で終わり、第7室に達しない。
ボルネオ産のタイワンミスジ原名亜種(Neptis nata nata)と類似する。前翅第1a〜第3室の白斑列は、本種エグリミスジでは第2室のものが最大となり、第1a、第1b室の白紋はかなり小さい。後翅裏面の中央白条は、本種エグリミスジは第6室で終わり、第7室に達しないが、タイワンミスジでは第7室に弱く達する。