マネアトラフシジミ♂ (タイ) Rapala manea schistacea
Slate Flash (Thailand)
種分布:北東インド、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン
記録:2015/3/13
場所:ムアンガイ、タイ (Mueang Ngai, Thailand)
Slate Flash (Thailand)
種分布:北東インド、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、スラウェシ、フィリッピン
記録:2015/3/13
場所:ムアンガイ、タイ (Mueang Ngai, Thailand)
♂♀異斑。♂の後翅表面前縁に、円形灰褐色の性斑がある。
表示亜種 schistacea ♂ (タイ)
亜種schistaceaの分布:北東インド、南中国、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム
標高500m以下の低地~低山地に生息地が多く、高標高側では見られなくなる。村落近辺の林縁や山地の草本に静止していたり、吸蜜していたりする。乾季に吸水個体を1例観察しているが、動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。
飛翔中の個体は見る機会が少なく、葉上にひっそり静止している個体を見つけることが多い。
ラオスのバンビエンでは、寒気の1月でも見られたため、おそらく通年で発生しているものと思われる。個体数は少なくないが、多くもない。
♂の翅表地色は暗紺色で、前翅中央から基部はより濃色になる。♂の後翅表面前縁には、円形灰褐色の性斑がある。また、後翅肛角に円形の突起があり、橙色を伴う黒斑を内包する。第2脈の先に細い尾状突起が延びる。
♂の翅裏地色は灰褐色~暗褐色。前後翅を通し中央に暗褐色の線条斑が配置し、中室端に短い暗褐色線条斑が現われる。後翅裏面肛角の突起は黒色になり、第2室外縁に橙色を伴う黒斑が現われてよく目立つ。また、♂の前翅裏面の後縁中央に褐色の毛束が密生し、翅表からは暗色に見える。
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