シロオビワモン♂ (ボルネオ) Thauria aliris aliris
Tufted Jungleking (Borneo)
種分布:ミャンマー、タイ、マレー半島、ボルネオ
記録:2018/9/24
場所:コタキナバル、ボルネオ、マレーシア (Kota Kinabalu, Borneo, Malaysia)
Tufted Jungleking (Borneo)
種分布:ミャンマー、タイ、マレー半島、ボルネオ
記録:2018/9/24
場所:コタキナバル、ボルネオ、マレーシア (Kota Kinabalu, Borneo, Malaysia)
♂♀類似斑。♀は大型で翅型は横長になる。♂は後翅表面の中室および第5〜7室にかけて大きな性標がある。
表示亜種 aliris ♂ (ボルネオ)
亜種alirisの分布:ボルネオ
他亜種 pseudaliris 分布:タイ半島部、マレー半島→♂
他亜種と同様に原生林内に生息し、暗い林床に静止していることが多い。動物性ベイトに誘引されることがある。
飛翔は速くないが、大型の原名亜種が飛翔する姿は迫力がある。飛翔中は黄橙色と白帯がよく目立ち、一見して本種と認識できる。
ボルネオのサバでは、オオムラサキトガリバワモンチョウと混生していた。両種共に多い種類ではないが、本種の方が見かける機会は少ない印象がある。
原名亜種前翅の白帯は、他の亜種に比べ最も幅広い。♂の後翅表面の黒褐色部は他の亜種より広がり、また性斑から内縁側の黒褐色部は他の部分と同色の黒褐色である。
翅裏の斑紋構成は他の亜種と同様であるが、前後翅翅中央~基部の灰色帯はより暗色味が強く、また後翅裏面の外中央から外縁部の色調は暗茶褐色になる。
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