シナシロシタセセリ♂ (ラオス) Tagiades litigiosa litigiosa
Water Snow Flat (Laos)
種分布:北東インド、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、ランカウイ、マレー半島

記録:2019/3/3
場所:ナヒン、ラオス (Na Hin, Laos)

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シナシロシタセセリ♂ 表面 (ラオス)

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シナシロシタセセリ♂ 裏面 (ラオス)


♂♀類似斑。♀の地色は褐色味を帯び、前翅の白点が発達する傾向がある。

表示亜種 litigiosa ♂ (ラオス)
亜種litigiosaの分布:北東インド、南中国、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア、ランカウイ、マレー半島

標高1,000m以下の低山地に生息地が多く、樹林地で木の葉に静止していたり、テリを張っていたりする。吸水個体や動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。
飛翔は速いが、葉上に直ぐ止まることが多い。樹林内で見られることが多く、細い山道の狭い空間や、渓流沿いの暗いブッシュ近辺などで後翅の白斑が目立つ。生活圏は広くなく、個体数は多くない。

翅表の地色は黒色で、前翅表面前縁に複数の小白点が現れる。後翅中央から後縁に白斑があり、後縁に黒斑が配列する。
翅裏の地色は黒色。斑紋は翅表と同様であるが、後翅の中央から上部は灰白色になり、前縁側境界に黒斑が翅表より明瞭に現われる。
類似種との区別は、本種の第3室には小白点があり、後翅後縁の黒紋は大きい。