オオベニモンアゲハ♂ (台湾) Byasa polyeuctes termessus
Common Windmill (Taiwan)
場所:仁荘、台湾 (Rensong, Taiwan)
Common Windmill (Taiwan)
種分布:カシミール、ネパール、南中国、台湾、ミャンマー、タイ、インドシナ
記録:2023/5/30場所:仁荘、台湾 (Rensong, Taiwan)
♂♀類似斑。♂は後翅内縁に折返しを有するが、♀はこれを欠く。また、♀は大型になり、翅形は丸味を帯びる。
台湾では全島に分布し、平地から2,000m以上の高地まで生息する。樹林地の林縁を飛翔したり、吸蜜に訪れたりする。
飛翔は緩やかであるが、ベニモンアゲハより速く、より高い位置を飛翔することが多い。飛翔中は黒色に赤斑が目立つ。翠峰など中央高地ではホッポアゲハと同所的に生息し、タイワンソクズなどの花で吸蜜する。
台湾では中央部の山地で個体数は多い。
台湾亜種の斑紋構成は、タイ、ラオス等の原名亜種と同様であるが、前翅の翅形はやや幅広い。後翅白斑は原名亜種よりやや大きく、赤色斑は大きく出現する。特に翅裏の赤色斑はより発達する。
コメント