シロシジミタテハ♀ (マレー半島) Stiboges nymphidia nymphidia
Columbine (Malay Peninsula)
種分布:北東インド、ミャンマー、タイ、インドシナ、ランカウイ、マレー半島

記録:1993/9/24
場所:ゴンバ、マレー半島、マレーシア (Gombak, Malay Peninsula, Malaysia)

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シロシジミタテハ♀ 表面 (マレー半島)

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シロシジミタテハ♀ 裏面 (マレー半島)


♂♀類似斑。♀の翅形は丸味を帯びる。また、♂の前翅中央白斑は上部で細くなるが、♀では幅広である。

表示亜種 nymphidia ♀ (マレー半島)
亜種nymphidiaの分布:北東インド、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア、ランカウイ、マレー半島

低地から低山地に生息地が多く、林縁近辺で見かける。葉上に静止していることが多く、葉上を渡るように飛翔する。
生息地の状況から稀な種類ではないと思うが、見かける機会は少ない。採集によく行くジャングル周辺で少なく、村落近辺で多いのかもしれない。

前後翅を通じ翅表中央に大きな白斑があり、周囲を太い黒帯が縁取る。黒帯内の外中央と亜外縁に小白斑が配列する。
翅裏の斑紋構成は翅表と同様である。