セナヒルキバネセセリ♂ (ボルネオ) Bibasis sena uniformis
Orange-Tailed Awl (Borneo)
種分布:スリランカ、南インド、バングラデッシュ、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、ボルネオ、ジャワ、スラウェシ、バリ、ロンボック、スンバ、フィリッピン
記録:2024/3/8
場所:ラナウ、ボルネオ、マレーシア (Ranau, Borneo, Malaysia)
Orange-Tailed Awl (Borneo)
種分布:スリランカ、南インド、バングラデッシュ、南中国、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、ボルネオ、ジャワ、スラウェシ、バリ、ロンボック、スンバ、フィリッピン
記録:2024/3/8
場所:ラナウ、ボルネオ、マレーシア (Ranau, Borneo, Malaysia)
♂♀類似斑。斑紋に顕著な差はないが、♀の翅形は丸味を帯びる。
表示亜種 uniformis ♂ (ボルネオ)
亜種uniformisの分布:南ミャンマー、タイ半島部、マレー半島、ボルネオ、ジャワ、バリ、ロンボック、スンバ
本種を含むヒルキバネセセリ属の種類は、キバネセセリ属と異なり昼間活発に活動する。ボルネオでは、ヒルキバネセセリ属の種類は本種のみである。
原⽣林付近の2次林や村落周辺など低山地で⾒られ、渓流沿いで吸水に現われる。動物性ベイトに誘引される。樹林地で見かけることは少ない。
吸水中は閉翅し、後翅の白帯が目立つ。類似種がいるが、昼間に吸水し白帯がある種類は本種であることが多い。個体数は少なくない。
本種の翅形は前翅翅頂部が尖るなど、ビロードセセリ属の種類と類似する。
翅表の地色は黒色で、前翅表面中央に不鮮明な明色麟が散布する。後翅表面中央から内縁にかけて暗茶色の毛束が現われ、後翅肛角部に暗赤色の縁毛を現わす。
翅裏の地色は黒色で、前翅中央に灰白斑が配置する。後翅中央には明瞭な白帯が縦に現われる。
ビロードセセリ属の種類と類似するが、本種前翅裏面に特徴的な灰白斑が現われるので区別は難しくない。
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