アメチスタストガリバワモンチョウ♂ (マレー半島) Zeuxidia amethystus amethystus
Common Saturn (Malay Peninsula)
種分布:ミャンマー、タイ半島部、ランカウイ、マレー半島、ボルネオ、スマトラ、パラワン、ミンダナオ
記録:2024/2/28
場所:キャメロンハイランド、マレー半島、マレーシア (Cameron Highlands, Malay Peninsula, Malaysia)
Common Saturn (Malay Peninsula)
種分布:ミャンマー、タイ半島部、ランカウイ、マレー半島、ボルネオ、スマトラ、パラワン、ミンダナオ
記録:2024/2/28
場所:キャメロンハイランド、マレー半島、マレーシア (Cameron Highlands, Malay Peninsula, Malaysia)
♂♀異斑。♀の翅表には♂に見る⻘紫帯を欠く。
表示亜種 amethystus ♂ (マレー半島)
亜種amethystusの分布:ミャンマー、タイ半島部、ランカウイ、マレー半島、スマトラ
標高500m前後の低山地に生息地が多く、原生林の樹林内を飛翔したり、渓流沿いで吸水に現われたりする。♂は動物性ベイトに誘引される。
飛翔は速く、飛翔中の♂は青紫色が目立つ。木が込み入った樹林内で急に飛び出したりするが、飛び去ることが多いため採集は難しい。渓流沿いでトラップを仕掛ける方法が有効である。
所により、ムラサキトガリバワモンチョウと同所的に生息する。個体数は本種の方が多い印象がある。
♂の翅形は前翅翅頂と後翅肛角が尖るトガリバワモンチョウらしい形状を示す。
♂の翅表の地色は黒褐色。前翅中央には円弧状の⻘紫帯と、後翅肛角には⻘紫帯を現わし、よく目立つ。♂の後翅表⾯前縁基部に、縦に並ぶ2個の性斑がある。
翅裏の地⾊は茶褐⾊。前翅から後翅にかけて、中央に褐⾊線条が配置し、後翅の上部と下部、中央線条の外側に接して灰⽩⾊の眼状紋が現れる。
ムラサキトガリバワモンチョウと類似する。本種の後翅表面の⻘紫帯は肛角に限定して現れるが、ムラサキトガリバワモンチョウでは肛角から前縁まで幅ひろく広がる。
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