トミニアキチョウ♀ (北ボルネオ) Eurema tominia nabalua
種分布:ボルネオ、スラウェシとその属島
記録:2024/3/4
場所:クンダサン、ボルネオ、マレーシア (Kundasang, Borneo, Malaysia)
本亜種は、キナバル山の亜種。主に低山地から中山地の湿気の多い原生林に見られ、平地では少ない。キナバル山麓の標高1,600m付近では渓流沿いの草本付近を飛翔していた。動物性ベイトに誘引された個体を観察している。個体数は多くない。
種分布:ボルネオ、スラウェシとその属島
記録:2024/3/4
場所:クンダサン、ボルネオ、マレーシア (Kundasang, Borneo, Malaysia)
本種の本拠地はスラウェシで、ボルネオには2次的に侵入したものと考えられる。
♂♀類似斑。斑紋の差異は亜種により変化するが、共通の差異として♂の前翅裏面基部には翅脈に沿う性標がある。
表示亜種 nabalua ♀ (北ボルネオ)
亜種nabaluaの分布:北ボルネオ
他亜種 tominia 分布:スラウェシ→♂
本亜種は、キナバル山の亜種。主に低山地から中山地の湿気の多い原生林に見られ、平地では少ない。キナバル山麓の標高1,600m付近では渓流沿いの草本付近を飛翔していた。動物性ベイトに誘引された個体を観察している。個体数は多くない。
本亜種はフチグロキチョウと類似する。後翅表面の外縁黒帯は、本種トミニアキチョウでは第1a、1b室付近を内縁に沿って基部まで幅広く一様に濃く発達する。前翅表面の第1b脈および中室後縁脈は、トミニアキチョウでは後縁黒帯内では黒色であるが、フチグロキチョウでは黄色になる。
♀の斑紋は♂と類似するが、♀の翅表の黄色部はやや淡色になり、黒帯はより発達する。
本亜種の翅表黒帯はスラウェシの原名亜種より狭く、区別は容易である。
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