スギタニイチモンジ♀ (台湾) Euthalia insulae insulae
場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)
種分布:台湾の特産種
記録:2018/6/10場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)
♂♀類似斑。斑紋の雌雄差は小さいが、♀の後翅表面中央帯は白色味を帯びる。また、♀は大型になる。
表示亜種 insulae ♀ (台湾)
亜種insulaeの分布:台湾
低山地から標高2,000m程度の高地で見られ、主に樹林地で見られる。林縁を飛翔したり、葉上に静止していたりする。吸水個体や動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。
飛翔は速く、滑空するように飛翔することが多い。所により、タカサゴイチモンジと混生するが、本種の方がより高地側に生息の中心がある印象がある。低標高側では、埔里近郊の標高1,000m前後の尾根筋で観察している。同地ではタカサゴイチモンジも見られるが、個体数は本種の方がはるかに少ない。両種の生態は類似し、生態から区別することは難しい。同地では、6月初旬から観察している。
翅表の地色は暗⻘緑⾊で、前後翅を通じて中央に淡⻩⽩帯が配置する。斑紋はタカサゴイチモンジと類似する。区別点はタカサゴイチモンジの項を参照。
コメント