ビャッコイナズマ♂ (ラオス) Euthalia byakko byakko
Banded Duke (Laos)
種分布:タイ、ラオス、ベトナム
記録:2019/5/21
場所:ノーンペット、ラオス (Nongpet, Laos)
♂♀類似斑。♀は大型で、地色は褐色味を帯びる。
Banded Duke (Laos)
種分布:タイ、ラオス、ベトナム
記録:2019/5/21
場所:ノーンペット、ラオス (Nongpet, Laos)
♂♀類似斑。♀は大型で、地色は褐色味を帯びる。
表示亜種 byakko ♂ (ラオス)
亜種byakkoの分布:タイ、ラオス、ベトナム
ラオス中部では、標高1,200m前後の中山地で生息を確認している。自然林内で見られ、林縁の樹木付近を飛翔する。
飛翔は速く、力強く颯爽と飛翔する印象をうける。飛翔中は白帯が目立ち、一見トラフタテハを想起させるが、本種の方が連続して飛翔する。トラフタテハはテリを張り時々飛び出すなど、飛翔は断続的で生態は異なる。また、トラフタテハは人家近くで見かけるなど生息環境が異なり、混生する所は見ていない。
生活圏は原生林の一部など局地的で、個体数は少ない。ラオス中部では5月に生息を確認している。
♂翅表の地色は濃紺緑⾊で、前後翅中央に白斑が縦に配列し、全体として白帯を形作る。白斑は前翅前縁で大きく、後翅下方程小さくなる。また、前後翅亜外縁に不鮮明な淡褐色斑が現われる。
♂翅裏の斑紋構成は翅表に類似するが、翅裏の地色は白色味を帯び、亜外縁の淡褐色斑は白色になる。また、中央白帯の内側地色は明色味が強い。


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