キタテハ♀ (台湾) Polygonia c-aureum lunulata
Asian Comma (Taiwan)
種分布:中国、朝鮮半島、⽇本、台湾、北タイ、北インドシナ

記録:2023/5/28
場所:三義、台湾 (Sanyi, Taiwan)

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キタテハ♀ 表面 (台湾)

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キタテハ♀ 裏面 (台湾)


日本にも分布するキタテハであるが、台湾産は別亜種とされる。♂♀類似斑。♀の翅形はやや横長になる。

表示亜種 lunulata ♀ (台湾)
亜種lunulataの分布:台湾

台湾では標高数百メートルの低地に生息地が多い。霧社近郊の1,000m近い標高でも、開けた草地では見られた。生態は日本と同様で、草地の草本上を飛翔したり、静止していたりする。吸水個体や動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。
飛翔は緩やかで、草本上を離れず直ぐに静止する。生活圏が村落近辺であるため、採集によく行く樹林地では見かけず、採集機会が少ない。低地に広く分布するように見えるが、台湾では日本より少ない印象はある。

翅表の地色は茶黄色で、黒斑が散布する。
翅裏の地色は茶黄色で、翅表の黒斑が淡褐色に変化したような斑紋を現わす。後翅裏面中央に銀白色のC字型斑が現われる。