ウスアオオナガウラナミシジミ♀ (ボルネオ) Catochrysops panormus exiguus
Silver Forget-Me-Not (Borneo)
種分布:インド、バングラディッシュ、南中国、台湾、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、⼤スンダ列島、スラウェシ、ニューギニア

記録:2025/2/21
場所:ラナウ、ボルネオ、マレーシア (Ranau, Borneo, Malaysia)

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ウスアオオナガウラナミシジミ♀ 表面 (ボルネオ)

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ウスアオオナガウラナミシジミ♀ 裏面 (ボルネオ)


♂♀類似斑。♀はやや大型になり、前翅の白斑列が発達する。

表示亜種 exiguus ♀ (ボルネオ)
亜種exiguusの分布:台湾、ミャンマー、タイ、ラオス、マレー半島、ボルネオ→♂、スマトラ、スラウェシ

本種の♀も♂と同じような環境で見られるが、吸水個体や動物性ベイトに誘引された個体は観察していない。♀は草地での緩やかな飛翔や、吸蜜中の個体を見かける。
本種の個体数は少なくないが、散発的に見られる印象がある。♀は♂より見かける機会は少ない。

♀翅表の地色は灰褐色で、前翅中室から内縁にかけて淡水色燐が散布し、外中央と亜外縁の第1~3室に山型の淡水色斑が配置する。後翅表面にも中室から内縁にかけて淡水色燐が散布する。後翅外中央と外縁に山型の淡水色斑が配置し、外縁の山型の淡水色斑は外縁を縁取る細い白細線と接して、褐色斑を内包するように見える。また後翅第2室外縁の大きな黒斑の内側は橙斑が付随し、よく目立つ。第2脈の先に細長い尾状突起が伸びる。
♀翅裏の地色は灰褐色で、通常♂より暗色味が強い。翅裏の斑紋は♂と同様であるが、♀地色の暗色味によって斑紋は不鮮明に見える。また、前縁第9室の暗色小点は目立たないことが多い。