アトラックスムラサキツバメ♂ (ラオス) Arhopala atrax atrax
Indian Oakblue (Laos)
種分布:ネパール、北東インド、ミャンマー、タイ、インドシナ

記録:2017/5/20
場所:ビエンチャン、ラオス (Vientiane, Laos)

200207Eb11rSW
アトラックスムラサキツバメ♂ 表面 (ラオス)

200207Eb12rSW
アトラックスムラサキツバメ♂ 裏面 (ラオス)


♂♀異斑。♀翅表外縁を縁取る黒帯は♂より太く、内側の紫斑は♂より明るく明瞭である。

表示亜種 atrax ♂ (ラオス)
亜種atraxの分布:ネパール、北東インド、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア

標高1,000m以下の低山地に生息地が多く、村落近辺の2次林などで葉上に静止していたり、テリを張っていたりする。動物性ベイトに誘引された個体は観察していないが、乾期に吸水にきた個体を1例観察している。
静止していることが多く、ビーティングすると飛び出すが、また近くに静止することが多い。飛翔中は黒っぽく見え、他の種類と区別することは難しい。乾季に落葉する樹林地に多く見られる。タイ北部では11月の低温乾季でも多く見られた。
生息地は限定的でなく、生息地では見かける数は多い。

♂翅表の地色は青紫色で、暗色味が強く輝きは鈍い。前後翅共に黒帯が外縁を縁取り、幅はやや太く1~1.5mm程度。後翅外縁黒帯は第2、3室で山型になり、黒斑のように見え、その間から先に尾状突起が伸びる。
♂翅裏の地色は淡褐色で、前後翅共に褐色の斑紋が散在する。褐色の斑紋は灰白色線で縁取られ、明瞭である。後翅肛角に黒斑が配置し、それに続く第2、3室に淡青燐が薄く散布する。