シロモンオオイナズマ♂ (ラオス) Lexias albopunctata borealis
Blue-Spot Archduke (Laos)
種分布:南中国、タイ、ラオス、ベトナム
記録:2016/3/24
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)
Blue-Spot Archduke (Laos)
種分布:南中国、タイ、ラオス、ベトナム
記録:2016/3/24
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)
標高200~300m程度の低山地に棲息し、標高が高い地域ではあまり見られない。樹林性の蝶で、村落近くや草原では見られなくなる。♂は自然林の林縁や林道などで地上近くを滑空するように飛翔し、地面に静止してミネラルを吸収する姿が見られる。動物性ベイトにも誘引されるが、渓流沿いの吸水で見られる機会は少ない。
ラオスでは3〜5月と8〜9月に観察されたが、3月にピークが見られた。発生する場所と時期が限定されるようで、数多く見られる種類ではない。
♂の翅表の地色は紺黒色で、前翅から後翅にかけて外縁に暗青色の小斑紋が並ぶ。前翅の暗青色小斑列は弱く、ほとんど消滅する個体もある。後翅の暗青色小斑列は通常2列で、内側の列の方が強く現れ、一部繋がって線状になる個体もある。また、前翅表面の亜翅頂部に明瞭な白紋があり、和名の由来になっている。
♂の翅表の地色は紺黒色で、前翅から後翅にかけて外縁に暗青色の小斑紋が並ぶ。前翅の暗青色小斑列は弱く、ほとんど消滅する個体もある。後翅の暗青色小斑列は通常2列で、内側の列の方が強く現れ、一部繋がって線状になる個体もある。また、前翅表面の亜翅頂部に明瞭な白紋があり、和名の由来になっている。
♂の翅裏の地色は暗黄緑色で、前翅裏面の亜翅頂部にも翅表と同じ位置に白紋がある。加えて前翅裏面中央から下部の地色は紺色になり白色斑が散在する。後翅裏面の地色は暗黄緑色で、複数の小白点が散在する。
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