タイワンウラギンシジミ♂ (台湾) Curetis brunnea brunnea
種分布:台湾の特産種

記録:2017/5/23
場所:埔里、台湾 (Puli, Taiwan)

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タイワンウラギンシジミ♂ 表面 (台湾)

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タイワンウラギンシジミ♂ 裏面 (台湾)


♂♀異斑。翅表の斑紋は、♂では弱い橙赤色、♀では白色の白色型である。

表示亜種 brunnea ♂ (台湾)
亜種brunneaの分布:台湾

標高600m〜1,000m程度の低山地に生息地が多く、樹林地の林縁や渓流沿いを飛翔したり、吸水に集まったりする。湿った地面でミネラルを吸収している姿もよく見られる。動物性ベイトに誘引される。
生息地では稀な種類ではない。

♂翅表の地色は黒褐色で、橙赤斑は極めて発達が弱く、特に前翅ではほとんど消失する。翅裏は銀色で、前後翅共に外縁に細い淡褐色の線条が認められる。
ウラギンシジミに類似する。♂翅表の橙赤斑は極めて発達が弱く、特に前翅ではほとんど消失する。ウラギンシジミでは前翅に橙赤斑が明瞭に現われるため、区別は難しくない。