キコモンシジミタテハ♂ (ラオス) Dodona dipoea dipoea
Lesser Punch (Laos)
種分布:東インド、ミャンマー、北タイ、ラオス、北ベトナム
記録:2019/5/26
場所:プーサムスン、ラオス (Phou Samsoum, Laos)
Lesser Punch (Laos)
種分布:東インド、ミャンマー、北タイ、ラオス、北ベトナム
記録:2019/5/26
場所:プーサムスン、ラオス (Phou Samsoum, Laos)
♂♀類似斑。小型種。
表示亜種 dipoea ♂ (ラオス)
亜種dipoeaの分布:インド、ミャンマー、北タイ、ラオス、北ベトナム
ラオスのプーサムスンで採集した例しかデータはないが、2,000m付近の林道で地面に静止している個体を採集した。また渓流沿いで動物性トラップに誘引された個体を観察している。吸水に現れた個体は観察していない。地味な斑紋で目立たない種類であるため、見つけにくい。
棲息地は局所的で稀な種類である。年間の発生時期は不明であるが、プーサムスンでは5月に見られた。3月には同所で見られなかったので、恐らく4〜5月以降に発生するものと思われる。
翅表の地色は黒褐色で、前翅には淡黄褐色から白色の線条斑〜斑紋列が斜めに複数配列する。後翅には不明瞭な線条斑が縦に現われる。
翅裏の斑紋は、表面と殆ど同様であるが、地色はやや明るく、線条斑〜斑紋列はより太く明瞭になる。特に後翅裏面の白色線条斑は表面に比べて明瞭になり、肛角部の暗灰色紋に向かって集まるように配列する。
翅表の地色は黒褐色で、前翅には淡黄褐色から白色の線条斑〜斑紋列が斜めに複数配列する。後翅には不明瞭な線条斑が縦に現われる。
翅裏の斑紋は、表面と殆ど同様であるが、地色はやや明るく、線条斑〜斑紋列はより太く明瞭になる。特に後翅裏面の白色線条斑は表面に比べて明瞭になり、肛角部の暗灰色紋に向かって集まるように配列する。
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