イシガケチョウ♂ (ラオス) Cyrestis thyodamas thyodamas
Common Map (Laos)
種分布:インド、南中国、台湾、南西日本、ミャンマー、タイ、インドシナ
マレー半島以南には本種イシガケチョウは分布せず、代置種マエナリスイシガケチョウがマレー半島、ボルネオ、スマトラ、フィリッピンに分布する。

記録:2015/10/24
場所:バンビエン、ラオス (Vang Vieng, Laos)

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イシガケチョウ♂ 表面 (ラオス)

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イシガケチョウ♂ 裏面 (ラオス)


♂♀類似斑。日本にも分布する馴染み深い種類。

表示亜種 thyodamas ♂ (ラオス)
亜種thyodamasの分布:北インド、南中国、ミャンマー、タイ、ラオス→♀
他亜種formosana 分布:台湾→♂→♀

低地からインドシナでは2,000m程度の高地まで生息する。山地の渓流沿いが好適地で、地面を飛翔していたり吸水に来たりする。時期によっては吸水集団を作る。動物性ベイトにも誘引される。飛翔は地面沿いなどを低く飛ぶことが多く、白っぽく見える。静止する場合は翅を広げて平坦になっていることが多い。また渓流沿いで林縁の木の葉に静止することもある。
生息地は広く、一般に個体数は多い。

インドシナの原名亜種thyodamasについては、翅表の地色は白色で、前翅外縁に黒褐色の縁取りがあり、亜外縁の前端と後縁に茶褐色の斑紋がある。後翅表面には、前縁から肛角にかけて茶褐色帯が亜外縁部に縦にはしる。この茶褐色帯に前端外縁から別の茶褐色帯が合流し、全体としてY字形状斑をつくる。また、後翅肛角部は茶橙色を呈し、尾状突起は黒褐色を呈す。前後翅共に、中央部は白色状に細い線条がはしり網目状斑紋を示す。翅裏の斑紋は翅表と同様であるが、網目状斑紋は淡色になる。