タイワンキマダラ♂ (タイ) Cupha erymanthis erymanthis
Rustic (Thailand)
種分布:北インド、南中国、台湾、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、パラワン
記録:2015/11/5
場所:チェンダオ、タイ (Chaing Dao, Thailand)
Rustic (Thailand)
種分布:北インド、南中国、台湾、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スンダ列島、パラワン
記録:2015/11/5
場所:チェンダオ、タイ (Chaing Dao, Thailand)
♂♀類似斑。斑紋から♂♀の区別は難しい。♀はやや大型で翅形は丸味を帯びる。
表示亜種 erymanthis ♂ (タイ)
亜種erymanthisの分布:北インド、南中国、台湾、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレー半島、ボルネオ、スマトラ、パラワン
他亜種 synnara 分布:ジャワ、バリ→♂
他亜種 synnara 分布:ジャワ、バリ→♂
低地から1,200m程度の中山地に棲息地が多く、村落近くの樹林地や山道の林縁で木の葉に静止していたり、木の周りを飛翔していたりする。渓流沿いではあまり見られないが、山道の留水で吸水したりする。また動物性トラップに誘引される。飛翔中は茶色っぽく見え、樹木との色の対比でよく目立つ。
あちこちで見られる種類で、棲息範囲は広い。また個体数は多い。ほぼ通年にわたって発生する。
翅表の地色は茶褐色で、前翅表面の翅頂部を中心に大きな黒縁があり、黄褐色の小斑点を内包する。また中央部に黄褐色の太い斜帯があり、境界は凹凸状を呈する。斜帯の内側は黒褐色で縁取られる。後翅表面には外縁と亜外縁に黒色の波状斑があり、その内側に黒色の斑点と線条斑が配置する。翅裏の斑紋は表面の斑紋と類似するが、地色は黄褐色で前翅翅頂部の黒色部は淡褐色になり、全体の色調は明るく見える。後翅裏面の地色も黄褐色になるが、中央部を斜めにはしる斑点と線条斑は明瞭である。
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