テミレイシガケチョウ♂ (ラオス) Cyrestis themire vatinia
Little Map (Laos)
種分布:ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ジャワ

記録:2018/3/31
場所:ナムファン、ラオス (Nam Fang, Laos)

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テミレイシガケチョウ♂ 表面 (ラオス)

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テミレイシガケチョウ♂ 裏面 (ラオス)


小型種。♂♀類似斑。♀はやや大型になる。

表示亜種 vatinia ♂ (ラオス)
亜種vatiniaの分布:ベトナム、ラオス

低地の樹林地に棲息し、林縁の木の葉に静止したり、地表近くを飛翔したりする。飛翔は速くなく、滑空型である。木の葉に静止する場合は、隠れるように裏面に静止することが多い。また渓流沿いでも見られ、吸水に集まる。動物性ベイトに誘引される。
どこでも見られる種類ではない。稀な種類ではないが、まとまって見られる種でもない。発生時期に偏りがあるようで、時期を外すと個体数は少なくなる。

イシガケチョウ属の種類であるが、網目模様は他種のように密にならない。翅表の地色は灰白色で、前後翅を通して外縁に黒褐色帯が縁取る。中央部は複数の淡灰色線条が前後翅とも縦にはしる。後翅表面肛角部には淡橙色斑があり、ここに複数の淡灰色線条が集まる斑紋構成である。短い尾状突起を有する。
翅裏の斑紋は翅表と殆ど同じであるが、前後翅の淡灰色線条は不明瞭になる。後翅裏面肛角部の突起状部には黒斑が現れる。