シロモンルリマダラ♂ (ボルネオ) Euploea radamanthus lowii
Magpie Crow (Borneo)
種分布:ネパール、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、大スンダ列島

記録:2018/9/22
場所:コタキナバル、ボルネオ、マレーシア (Kota Kinabalu, Borneo, Malaysia)

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シロモンルリマダラ♂ 表面 (ボルネオ)

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シロモンルリマダラ♂ 裏面 (ボルネオ)


♂♀類似斑。♀は前翅表面第1b室の性標を欠く。

表示亜種 lowii ♂ (ボルネオ)
亜種lowiiの分布:ボルネオ→♀
他亜種 radamanthus 分布:ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、ランカウイ→♀、マレー半島→♂、スマトラ

サバでは低地での棲息を確認しているが、ラナウの標高900m程度の低山地では見ていない。樹林地の林縁で飛翔するなど生態は原名亜種と大差ないが、♂でも吸水にくる個体は観察していない。
コタキナバル近郊の低地で、本種に擬態するオオムラサキアゲハ♂との混棲を確認している。飛翔中はオオムラサキアゲハの方が大型に見え、白斑は明瞭に見えたがシロモンルリマダラとは違和感があった。
本種の個体数は、原名亜種に比べて個体数が少ない印象がある。

本亜種はタイやマレー半島の原名亜種に比べて、基本的な斑紋構成は類似する。主な差異は、♂♀共に前翅中室端の白斑と、後翅基部の白斑の出現が弱い。特に、後翅基部第1a室~第3室の楕円状白斑は細く短くなり、原名亜種に比べて大きく減退する。
後翅裏面では原名亜種と同様に白線条や小白斑が散在するが、本亜種では細く短くなる。特に、後翅基部第1a室~第3室の楕円状白斑は細く短くなり、原名亜種に比べて大きく減退する。