ガウラヒメゴマダラ♂ (ボルネオ) Ideopsis gaura daos
Small Wood Nymph (Borneo)
種分布:タイ半島部、マレー半島、大スンダ列島、フィリッピン
記録:2019/7/23
場所:コタキナバル、ボルネオ、マレーシア (Kota Kinabalu, Borneo, Malaysia)
Small Wood Nymph (Borneo)
種分布:タイ半島部、マレー半島、大スンダ列島、フィリッピン
記録:2019/7/23
場所:コタキナバル、ボルネオ、マレーシア (Kota Kinabalu, Borneo, Malaysia)
♂♀類似斑。黒と白の斑紋でオオゴマダラ(Idea leuconoe)などを想起させるが、別属のリュウキュウアサギマダラ属(Ideopsis)に属す。
表示亜種 daos ♂ (ボルネオ)
亜種daosの分布:ボルネオ
低地から800m程度の低山地に棲息し、主に樹林地で見られる。林縁を飛翔していたり、林内の明るい草地で吸蜜していたりする。渓流沿いでは見られず、吸水個体や動物性ベイトに誘引された個体も観察していない。
飛翔はゆるやかで白っぽく見える。場所によってストリィオオゴマダラ(Idea stolli)やホソバオオゴマダラと混棲するが、両種はかなり大きいことと、羽ばたかずに上空を浮かぶように飛ぶことから、現地でも区別はつく。
棲息範囲は広く、個体数は少ない種類ではない。
翅表の地色は灰白色で、前後翅共に外縁と外中央にそれぞれ黒斑列が並ぶ。前翅前縁にも小黒斑が並ぶ。また中室端に黒斑があり、翅脈は黒色を帯びる。後翅表面の中室端にも黒斑があり、翅脈は黒色を帯びる。
翅裏の斑紋は翅表と殆ど同じである。
ストリィオオゴマダラと類似するが、ストリィオオゴマダラは相当大型で、翅形が尖ることから区別は難しくない。
コメント